2014年12月13日

1/fのゆらぎ

電車に乗るとすぐに眠気が襲ってくる…。
前日あんなに寝たのに…という経験は誰にでもあると思う。
これには明確な理由があって、電車のゆれはリラックス効果を誘発する
1/fゆらぎという波長を生み出しているらしい。

1/fゆらぎとは、パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと。
ちょっと抽象的なので別の説明を加えると、 『電気的導体に電流を流すとその
抵抗値が一定ではなく不安定に揺らいでいることが70年ほど前に発見された。
そのパワースペクトルが周波数 f (frequency) に反比例することから “1/f ゆらぎ”
と名付けられた。その発生機構はいまだに分かっていない。』とう事だ。
さらにゆらぎとは、広がりまたは強度を持つ量(エネルギー・密度・電圧など)の空間的または
時間的な平均値からの変動を指す。ザクッと理解すると、あるエネルギーが周波数の高低
によって反比例する現象を、1/fゆらぎを持っているという事かなと思う。
その代表選手は次のとおり。
自然現象としては、ろうそくの炎の揺れ方、電車の揺れ、小川のせせらぐ音、目の動き方、木漏れ日、
蛍の光り方。
歌手で言えば、MISIA、美空ひばり、嵐の大野智、宇多田ヒカル、松任谷由実、徳永英明、吉田美和。
芸能人では森本レオや、ダチョウ倶楽部の肥後克広が森本の声真似をしているときの声も該当すると
言われます(笑)。また、ベートーベンやモーツァルトなどの有名な楽曲(主に交響曲)の振動数の
変化や、優れた絵画、書などの芸術作品にも存在するとか。
そして、人間の心拍数もだ。

という事は、我々は胎内にいる時から母親の鼓動を聞き、
現在も自らの心臓の行動を常に無意識に聞いている。
最も長く聴き続けているリズムが1/fゆらぎなのだ。
それが振動だけではなく、音楽・絵画・様々な自然を通して感じられるという
のは驚きだし、それらを通して、人は無意識に最も原始的な体験である母胎内への
ノスタルジーを味わっているのかもしれない。

たとえば、住んだことも無いのに郷愁と心地よさを感じる田園風景。
実は1/fゆらぎが隠されているのでは!と考えたたが、あえて調べるのを止めた。

本当かどうかはどうでも良くて、
そう思えている事自体が幸せだと思ったのだ。
posted by たかしまん at 22:23 | 東京 ☀ | Comment(0) | つれづれなるままに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

果て

この道はどこまで続くのか。
本当に歩みたい道なのか、作りたい道なのか。
ふと立ち止まった方が見える事もあるかもしれない。

それを逃げだと言う人もいるだろう。
ただ、走り続ける事が正しいわけではない。

歩みをゆるめたからこそ、
空の青さ、木々の爽やかさ、
足元に咲く花に気付けるかもしれない。

それが何に繋がるかなど考える必要もない。
何かに繋がっていないものなど、何もないのだから。
posted by たかしまん at 01:19 | 東京 ☀ | Comment(0) | つれづれなるままに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベンチャーキャピタルの本質

皆さん、こんばんは。

弊社の親会社はベンチャーキャピタルであり、これまで向き合った事が無い
類の企業なのでそもそも彼らの役割は何か?という事を考えてみた。

ベンチャーキャピタルの役割は大きく、@お金を集めることA有望な投資先を見つけること
B安く出資することC高く売ること、です。当たり前ですが、安く買って高く売り抜ける
事が最も効率的で、それが短期間に実現出来ればその投資は大成功…という訳です。
従って彼らが安定株主になる事はあり得ず、高く売れるチャンスがあれば容易に
株を手放します。しかしそれは当たり前で、彼らは人のお金を預って運用しているわけですが、
VCが作成するファンドには期限が契約上設けられているので、その期限到来日には、
そのファンドが抱えている有価証券をすべて換金して、残金を分配しなくてはならないからです。

ベンチャーキャピタルという位なので、
成長の為に多額の資金を必要としているベンチャー企業が投資対象になる訳で、
IT系のスタートアップや新技術を持ったベンチャーが多くなるように思う。
なぜなら彼らが勝負している市場の変化は早く、のんびりやっていたら
あっと言う間に取り残されてしまう。従って投資を受ける事で時間を買うのだ。
ビジネス拡大をするには結局お金が必要である上に、
マネーの偏在性は高まっている様相。投資マネーも二極化しているが故に、
ブローカー的な投資ファンドやVCの役割が高まっているのだろう。

そのようなVCの本質を考えた際に、例えば弊社の様に資本金10億以上で、
手元キャッシュも70億。毎年30億のキャッシュ創出力を持ち、大きな設備投資が
必要無いビジネスモデルの企業が、VCから投資を受けた理由は何だろう。
1つは株主のエグジッド。もう1つはM&Aというのが自然な流れだ。
そう考えると、11月に大型海外M&Aを成し遂げた事は王道の戦略で、
経営として正しいのだろう。

ただM&Aは目的ではなくあくまで手段。
何のためにM&Aしたのか?という原点を忘れ、
無闇に統合やPMIを進めると共倒れになってしまうだけだ。

繰り返し言うが、M&Aは目的ではなく手段なのだ。
posted by たかしまん at 01:07 | 東京 ☀ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月12日

島根県隠岐國・海士町

皆さん、島根県隠岐國・海士町(あまちょう)という町をご存知だろうか。
隠岐諸島の島前三島のひとつ・中ノ島に位置し、
面積33.5平方キロ、世帯数1,100世帯、人口2,451人、
島根県本土からはフェリーで3時間の、ほんの小さな町田。

しかし今、この海士町が非常に熱い。
平成の大合併が進む中であえて単独での町政を選択した結果、
島根県全体は人口減が進む一方、海士町は人口が微増しUターン・Iターン者が
増えているという。その背景には、従来に地方自治とはひと味違う様々な
取り組みがある。例えば「島留学」という島外から生徒を受け入れるプロジェクトを発足し、
国内に限らず、シンガポールなどからも学生を募っている。
「世界的な視野を持ち、地域社会で活躍出来るグローカル人材の育成」
を目指しているという。

また、「巡の環」という企業の存在も見逃せない。
京都大学→トヨタ自動車とエリートコースを歩んでいた阿部裕志さんが
設立した会社で、地域の魅力を最大限活かし、持続可能な地域づくりを
目指している会社だ。先日、その阿部さんとお会いする機会を得たので
品川のストリングスホテルにてカフェをご一緒したのだが、
阿部さんの”島には全てがある”という言葉が印象的だった。
企業向けには主に研修事業を展開されていて、「海士五感塾」
というカリキュラムで、気付く力・感性・人間力を高める
事が狙いだという。

−気付き力−
−感性−
−人間力−

全て可視化数値化する事が難しいものだが、
ビジネス、特にマネジメント者においては極めて必要な力だと思う。
例えば気付き力や感性。
事業環境の変化、社内の士気、組織のほころび等、数値分析では決して
出てこないが経営上は極めて重要な事象は、会社全体を見ている
経営層がどれだけ感じられるかに掛かっていると思う。
従業員は本当に重要な事ほど口にしない。
ただ内に秘めている思いや考えは必ず、何かしらの形で伝播していく。
それは感じるしか無いのだ。

人間には顕在意識と潜在意識があるという。
この考え方を提唱したのはオーストラリア人のフロイトだが、
一説によれば顕在意識は全体の10%、しかも我々が日々使っているのは3%に
過ぎない…という主張もある。
顕在意識は左脳的論理性、潜在意識は右脳的感性とリンクするならば、
人が内に秘めている思いや考えは感じるしか無いと思うのだ。

こういった感性を感受性と読み替える時、
四季折々の変化を感じられる自然との触れ合いがレセプターを開き、
また身体性を伴ったアクティビティがその感覚を肉体に定着させ、
浸透させるように思う。受けたことは無いが、「海士五感塾」とは
きっとそのような物を教えてくれるに違いない。

今度行ってみようと思う。

http://www.megurinowa.jp/
posted by たかしまん at 02:19 | 東京 ☁ | Comment(0) | 生きるということ(Life) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月10日

ゲーミフィケーション

以下、まずはWikipediaより。
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ゲーミフィケーション(英: Gamification)とは課題の解決や顧客ロイヤリティの向上に、ゲームデザインの技術やメカニズムを利用する活動全般を指す。この言葉は「日常生活の様々な要素をゲームの形にする」という「ゲーム化(Gamefy)」から派生し、2010年から使われはじめた。ゲームデザイン手法や仕組みを用いて問題の解決やユーザー契約などを獲得すること。例えば、既存のシステムやサービスへの、順位・可視化・ポイント・カード・バッジ・ミッション・レベルシステムの採用など。さらにゲームの要素を盛り込むことによって楽しみながら意図せずそれらと関わっていってもらうことが目的で行われる場合もある。
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いま、私が所属しているマーケティングリサーチ業界においても
「いかにマーケティングやリサーチを面白くするか」というテーマが話題になっている。
よく言われている事だが、あらゆる商品・サービスが消費されるサイクルが
年々短くなっている事(つまり飽きられるのが早い)、加えて競合するコンテンツが
格段に増えている(SNS・アプリゲーム・動画コンテンツのリッチ化 等)事を考えると、
飽きさせない工夫をいかに考えるか?は非常に重要。
携帯電話の製品寿命は3ヶ月とも言われている。

面白さを構成する要素としては、
「意外性あるストーリー」・「レベルアップ感」・「繋がっている感」等が
代表選手かと思っていますが、これを企画やシステムで具現化するのは本当に難しい。
そもそも自分があまりゲームをやらない達でハマった経験も小学生まで遡るから、
勘所もつかみにくい。まずは触って見ようと思う。

そうだ、ゲームをしよう!
posted by たかしまん at 12:49 | 東京 ☀ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

企業倒産の月次件数推移

先日、2014年の新規上場企業数が77社であり活況である件について記事を書いたが、
一方で倒産企業数は増加している?という仮説をが浮かんだので調べてみた。
以下は東京商工リサーチ内の掲載情報。
企業倒産月次件数.png

・負債額別:負債100億円以上の大型倒産が3カ月連続で発生なし
・上場企業倒産:15カ月連続発生なし(過去4番目の長さ)
・従業員被害者数が3,626人、24年ぶりに4,000人を下回る
・「円安」関連倒産が21件、2014年1-11月の累計が259件(前年同期126件)

全体としては倒産件数は減少傾向にありそうだが、
円安関連は前年同期で約2倍になっている。ここがニュースで取り上げられて
いる為、全体の倒産件数が多くなっている印象だった様に思う。

図1.png

産業別にみると、件数が多い主要産業では唯一サービス業が若干悪化しているが、
それ以外はやはり改善傾向。上場企業も増えて、倒産件数が減っているとなれば
マーケットは活況を呈して来た…と言っても問題無さそうだが、マスコミの論調は
悲観的なものが多い。この左翼的論調はなんとかならないものか。
posted by たかしまん at 01:34 | 東京 ☀ | Comment(0) | 数字で語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月08日

新卒一括採用の是非

この土日、5年振りに大学生のインターンシップに参加した。
新しいマーケティングサービス創造というテーマのグループワークで、
メンターという立場で主にファシリテーションと魅力付けが役割だったが、
学生との会話を通して色々と思う事があった。

例えば「新卒一括採用」。
企業側の論理からすれば新卒一括採用は非常に効率的だ。
受け入れや教育のオペレーションコストが極めて楽になるからだ。
学生の立場からしても、学生同士で情報共有し合い、支え合いながら
就活を頑張っていく…という点でメリットもあるのだろう。

しかし同時に、横並びを意識しだすと逆にエッジを効かせにくくなる…
という抑制効果が学生間に生まれてしまう逆効果もある。
もちろんそんな事は気にせずに突き上げてくる学生も稀にいるが、
まだ齢20前後の学生。多くは玉石混交の同世代と交わる事で不要な
迷いが生じたり、知らず知らずブレーキがかかってしまうだろう。
そういう意味では、昔(今も)存在していた青田買いという
仕組みが優れていた様に思う。優秀層をまとめて一気に魅力付をして
洗脳していく。迷う暇も無くその企業への忠誠心を持つことになるから
突破力が生まれるし、本人も幸せだと思う。

また、大学卒業後に数年間海外で暮らしたり留学したり、
在学中に学生社員という形で実際に働いている学生などは、
自分の身の丈や世界の奥深さをしっかり体感しているので、
企業選びの軸が少なくとも学業・サークル・バイト等で時間のほとんどを
消費している学生よりはしっかりしているし、働くという事に対して肚が座っている。
企業としては新卒だが結果を出す確率が高い、採りたい層と言える。
しかし往々にしてこのようなタイプの学生たちは、
一括採用の時期と本人が就職したい時期がマッチしない。
すると、本人たちが最も気持ちが入っている時期とズレて就職活動に臨む事となり、
結果として玉石混合の学生を横並びで評価され、交わっているうちに、
せっかくの情熱や覚悟が薄れてしまう…という負の影響が起きているように思う。
海外留学している学生は卒業のタイミングがそもそも違うので、
上記のような事は往々にして起こる。

そもそも、
大卒を中心に新卒採用→企業側がしっかり育てる→育てて貰った恩を感じさせ長く働いて貰う、
という年功序列的な発想が新卒一括採用を支えている気もする。
企業が新人や新卒育成を放棄すれば、自ずと大学時代に自力を付けないと
就職出来なくなるわけだから学生生活の過ごし方・質が激的に変わる。
アルバイトの様な付加価値が低い労働はどんどん外国人労働者が担っていくので、
学生はアルバイトを通して、しっかりとした就業経験も積みにくくなる。
そうなれば海外に出たり、企業で学生社員として働く事を選択する学生も
増えてくるだろう。

採用しても3年以内に30%は離職するのだから、
いっそポテンシャル採用を辞めて即戦力採用だけに舵をきっても良いかもしれない。
ただ転職エージェントを経由すると採用コストが異常に高くつくので、
企業広報やブランディングは非常に重要だし、
特定大学との産学連携プロジェクトなどを積極的に仕掛けていく必要もありそうだ。
こんな事を考えていたら、大前研一氏も近いような事を書いていたので紹介しておく。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3695

和の精神と横並び意識は似て非なる特徴。
この違いをしっかりと認識して採用プロセスを見直していく必要がある。
posted by たかしまん at 03:58 | 東京 ☁ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月07日

人間の細胞は60兆個ではなく37兆個

私もずっと60兆だと思っていたが、その数字には根拠が無かったという。
以下のブログではきちんと論拠も示されているので読んでみましょう。

http://blog.livedoor.jp/keloinwell/archives/1809061.html
posted by たかしまん at 01:25 | 東京 ☀ | Comment(0) | 数字で語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高倉健さんと菅原文太さん

2014年の年末に差し掛かり、昭和の名優である高倉健氏と菅原文太氏が相次いでお亡くなりになりました。
無骨で一本気、寡黙だが情に厚い。そんな古き良き男を演じ続けた二人が同時期に旅立たれた事に、
時代の変わり目はもちろんの事、1つの男の在り方が終わってしまった寂しさを感じて止みません。

人は役割を終えた際に死へと向かうという。
例えば明治維新の英雄たちは、軒並み新時代の幕開けを見ないままその生涯を終えている。
吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作、後藤象二郎、武市半平太、坂本龍馬。枚挙にいとまが無い。

昭和の男を演じ続けた男が2015年を迎える前に、
あたかも連れ添ったようにこの世を去っていった高倉さんと菅原さん。

女が強くなり男が弱くなったと叫ばれて久しいが、
むしろこの機会に現代に必要な男らしさを問い直したい。

続きはまた次回。

●高倉健さん
任俠(にんきょう)映画の「健さん」として一時代を築き、「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」「鉄道員(ぽっぽや)」などで寡黙で一本気な「日本の男」を演じ続けた俳優で、文化勲章受章者の高倉健(たかくら・けん、本名小田剛一〈おだ・ごういち〉)さんが11月10日、悪性リンパ腫のため、東京都内の病院で死去した。83歳だった。葬儀は近親者で営まれた。最後の主演作「あなたへ」(2012年)まで生涯に205本の映画に出演した。
●菅原文太さん
映画「仁義なき戦い」、「トラック野郎」などのシリーズで知られ、昭和の映画界の最盛期を支えた日本を代表する俳優の菅原文太さんが、11月28日、転移性肝がんによる肝不全のため、東京都内の病院で亡くなりました。享年81歳。

二人はそろって1960年代に東映で任侠映画に出演するようになり、70年代に入ると高倉さんが「網走番外地シリーズ」で、菅原さんが「仁義なき戦いシリーズ」でと“ピカレスク・ヒーロー”として一大ブームを巻き起こした。数年にわたって、そのブームは続いた。そして任侠映画ブームが去った後は、それぞれ違う路線を進む。高倉さんが硬派のヒューマニスティックなキャラクターを形成して「幸福の黄色いハンカチ」「あなたへ」などの路線に行ったのに対して、菅原さんは「トラック野郎シリーズ」などコミカル路線へと進んでいます。ちなみに、二人の共演作品がコンパクトにまとまっていたので紹介します↓

http://shinbun-haitatsu.blog.so-net.ne.jp/2014-12-02-sugawara

2人の共演している映画は10本ほどと当時の映画製作本数を考えるとそれほど多くないのですね。
posted by たかしまん at 01:13 | 東京 ☀ | Comment(0) | 生きるということ(Life) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月01日

上原浩治さんに学ぶ変化の重要性

上原浩治さんが2014年の通算成績6勝5敗26S、防御率2.52でシーズンを終えました。
ちなみに2013年は4勝1敗20S、防御率1.09なので2年連続見事な成果を残して
シーズンを終えている。現在39歳。もともとコントロールに定評があり、
キレがあるストレート、落差のあるフォークを武器に皆さんご存知のように
ジャイアンツでは不動のエースだった。
しかしその彼さえもMLBでは先発として通じず、
中継ぎとして信頼を積み重ねて現在のクローザーの位置を確固たるものにした。

以前、エンジェルスの長谷川滋利投手が「適者生存」という書籍を執筆しているが
まさに上原投手もそうだろう。かつての先発・エースという時代を過去のものとし、
自分が生き残るために、自分の武器が生きる役割を見つけ、それを果たせるポジションへと
自分を変化させたのだ。環境変化に適応した好例だが、これ、実際にアクションに移すと
なると本当に難しい。それはビジネスの世界でも同様だ。

ビジネスの世界において、特に飽和市場においてはM&Aが成長加速における有効な
手段なのは言うまでもないが、M&A先には当然多くの社員がいて、競争相手が一気に
2倍にも3倍にも増えるのだ。営業・開発・企画などあらゆる部門のTOPが
もはやTOPでいられなくなる…という事は常に起こりえるのだ。

ほとんどの場合、M&Aのスキームや統合後の組織人事に自分の意向を
反映させる事は出来ない。自分の強みが強みでなくなり、役割が急に変わる事など
当たり前とさえ思った方が良いかもしれない。

そのような状況下でも我々はサバイブしていかねばならぬのだから、
むしろ自分の強みや特徴を見つめ直すキッカケとし、
自分自身を新しい方向へ変えていく姿勢で臨むしか無い。

常に絶対強者でなどいられない。適者生存でいこう。
posted by たかしまん at 01:25 | 東京 ☁ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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