2015年11月04日

世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか?(戸塚隆将)

前回の投稿に引き続いてスキルアップ・ノウハウものだが、
今年の10月から新しいグローバルCEOが就任し、弊社にも急速にグローバル化の波が
押し寄せている。英語力不足はもちろんの事だが、ビジネスマナーやスタイルとして日本の
非常識を感じる機会が増えていた折、目にふと入ったのがこちらの書籍。
「いま自分に必要な本は向こうからやってくる」
と普段から思っているので、目に入った本はとりあえず買って読むことにしている。
外資系のコンサルファームの方々の著作と言ってることはほぼ同じだが、
今の自分にはしっくり来る実務的なノウハウがいくつかあったかな、と思う。

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・握手は力強く、しっかりと握りしめる
・一冊の本を読んだら、その3倍は考える
・結論が弱いのは、伝えたい自分の考えや意見に力がないということ。
 自分なりの骨太な意見を持つためには、それを支える論理力が不可欠
・世の中にありふれた意見であっても、その結論をバックアップする根拠が
 しっかりしているものであれば、貴重な意見となる。
・最も頭の冴えている朝時間は、いわゆる作業的な仕事で消費しない
・資料作りはまず全体の骨組みが重要。その為にはWho(誰に)、What(何を)Why(何の目的で)
 でプレゼンテーションするのか?を強く意識すること。
・資料はメッセージドリブンであるべきで、パワポドリブンに陥らない
・会議への出席者には、発言の義務が課せられている
・会議における「バリュー」とは発言の質に他ならない
・会議において「戦略的に役取り」をする
【会議の役回り】
 @議論主導役(たたき台となる意見発信を主導する役)
 A合の手役(たたき台の意見に対して、反論したり合意したり意見を重ねる役)
 B意見整理役(皆の意見を整理し集約した結論に導いていく役)
【発言内容の質】
 A.知識集約型意見(ある知識に基づいた発言)
 B.アイデア集約型意見(ある新たなアイデアを提供する発言)
 C.論理整理型意見(論理を整理する発言)
・リーダーシップは役職ではなく、実際の指導力と統率力を指す
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特に会議での役回りについての言及は新鮮だった。
自らオーナーやファシリテーターを務める会議では誰から見ても役割が確立されているので、
会議におけるポジションを意識する必要は無かった。
だが百戦錬磨の経営陣が集まる経営会議においては、
自ら戦略的に役割を立てていかないとバリューは出せない、と気付けた一冊だった。
posted by たかしまん at 00:39 | 東京 ☀ | Comment(0) | 読書の後に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人(午堂登紀雄)

非常に俗っぽくて生々しいタイトルだけれども、
ビジネスマンとして年収1億を稼ぐという事は並大抵のことではない。
この金額はプロスポーツ選手や芸能人でこそリアリティがある金額だが、
ビジネスの世界においては、キャピタルゲインを得た起業家や外資系金融企業に
務めている一部のエリートのみ到達できる水準だ。
では彼らはただ幸運だっただけなのか?と言えば答えはもちろんNOで、
その金額を得るに相応しいスキルやマインドが必ずあるはずだ。
同じビジネスの世界で戦っている身として、単純にそのノウハウに興味を持った
事と、今後の目標として年収1億を目指すのは悪くないなと思ったので手に取ってみた本。
思ったよりも気付きが多くて有意義な読書の時間となりました。

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・来年使うものを買うために、戦略的にバーゲンに行く →事前の計画性の問題
・自分が価値を認めないものには1円たりとも払わない
・お金は道具。使って稼ぐ
・出金を億レベルで使えるようになれば、入金も億レベルになる
・自分の働きを出来高や価値で査定する
・頭の中に戦略をメモする
・「人のコンプレックス」は「人の困っている課題」であるから、
 それを解決する事は大きなビジネスになる
・世の中に影響力を持ちたいなら、お金よりも情報を使え
★心は傲慢に、態度は謙虚に
・迷惑をかけてもいいから成功して恩を返す
・「欲しい」という欲求を全開にする(年収1億!)
・シンプルで本質的なものにフォーカスする
・自分を変えたければ付き合う人を変える。
 ビジネスにおいて自分に役に立つかどうか?は極めて重要
・本人の強い意欲と適性がなければ人は育たない
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実は特に目新しい事は書かれていない。
ただ思ったのはこれらの事を意識し続け、”自分の判断や行動に反映させ続ける事”は
非常に難しいと思う。だからこそそれを徹底して実行出来れば、数年後や数十年後に
大きな成果となって現れるのだろう、という事に思い至れた事が学びです。
posted by たかしまん at 00:17 | 東京 ☀ | Comment(0) | 読書の後に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月21日

なぜエリート社員がリーダーになると、イノベf−ションは失敗するのか(著者:井上功)

投資ファンドやコンサルファーム出身者が幅を聞かせるようになった状況を憂いていたので、
タイトルに共感して思わず手に取った一冊。意に反してエリート=東大出身や官僚などの頭でっかち、
という定義ではなくて、エリート=既存の枠をはみ出せないビジネスパーソン。つまり優等生。
という風に解釈すべき内容だった。著者が言いたいのはシンプルに言えば、
マーケティング(既存事業の推進)からはイノベーションは生まれない。 
という事。社会に新しい価値を創造する事=イノベーションとした時に、
イノベーションにとっては、既存事業で重宝されるKPIやROIなどはむしろ足枷となるので
全く別の価値基準で、全く別の決断プロセスを通し、辛抱強く育てなければならないという事を
強く主張していた。一見不合理で不利益に見えるのがイノベーションである。
弊社は2014年2月に投資ファンドに買収されてほぼ100%子会社となった。
ファンドのミッションは、良し悪しではなくて、短期的にいかに時価総額を最大化するかという事に
尽きるが、ROIが見えなかったり低い上に時間がかかるイノベーションとはまさに対局の価値基準で
意思決定をする人々である。経営がそうした状況下でイノベーションを実現するのは極めて困難だが、
文中のワンフレーズには勇気づけられた。「経営者を根負けさせろ」。そう、結局のところイノベーションにとって重要なのは「実現したいその世界を自分が信じてやり抜けるか」という事に他ならないのだ。

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■印象に残った言葉たち
・モノよりコト。機能より意味。
・イノベーションの多くは、既存事業の根本価値を問い直すことから生まれる
・「リ ポジション」
 世の中が大きく変わっていくなかで、今までと同じ仕事内容、同じ仕事のやり方では、
 いずれ太刀打ちできなくなる。だったら一度立ち止まって、自分の仕事を再定義してみよう。
・一歩引いた視点から自社の経営資源を見直し、その価値を掘り下げる。必要があれば、
 新たな資源の調達に動く。
・言葉に徹底してこだわることが、イノベーションにつながる的確なコミュニケーションには不可欠
・共通見解を持ち続ける為に、コンパクトなコミュニケーション構造にする
・組織の中に異質な場所をつくる
・営業畑の人間が会社を動かすようになると、製品畑の人間は重視されなくなり辞める
・イノベーターは情念で行動する。マネージャーはそれに共感し、盛り上げる。
 組織はプロセスをつくって資源を確保し、認知・称賛を繰り返す。
 経営者は慣行の外に出る。
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最後に、イノベーションを体現し続けた故:スティーブ・ジョブス氏が米スタンフォード大学の
卒業式で行ったスピーチの締めくくりを引用したい。

「Stay hungry, Stay foolish. (ハングリーであれ。愚か者であれ。)」
posted by たかしまん at 23:42 | 東京 ☁ | Comment(0) | 読書の後に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月12日

とは言ってもビジネススキルは重要

ビジネスで成果を出すには情熱・考え方・信頼(人間関係)が重要だ。
原理原則で言えばこれらが最重要な項目だと思うし、
目に見えないものだけに重要性が忘れられがちなので、
殊更に強調されるのだ。しかし一方で最低限身に付けるべき
スキルが一定水準に達していない中、情熱だとか考え方だとかの
自己啓発本ばかりを読んでスキルアップを怠るのはよろしくない。
情熱や考え方と同じくらい必要なスキルというのは、ある。
なんだか説経口調だが僕もまだまだであり、
「ハッ」として今後高めたいなぁと思ったスキルをいかに挙げてみる。

・15分前行動を意識して、時間は守る(忙しくなると待たせて当たり前の感覚になっちゃう)
・上手に休み、気分転換を図る(精神的疲れは自分でも気づかずにたまっている)
・準備力(特に会議やプレゼンは準備が命。これも役職が上がると忘れがち)
・情報選択力(キュレーションメディアに任せてはいけない。正確性と有益性が大事)
・トレンド適応力(鵜呑みにせずに、しかし人に説明できる程度の感度は必要)
・もてなしの心(例えば料理を作って人に振る舞うとか)
・定期的な運動習慣をつくる
・生涯続けられる趣味をもつ
・服装に気を配る
・日頃から整理整頓

なんだか後半はスキルというより、習慣の話になってしまいました…。
改めて眺めてみると、新卒の時に先輩から教わるようなことばかり。
でも時間が経つと出来ることばかりでもある。
仕事も日々の生活もきちんと丁寧に、という事でしょうか^^

あ、あと大事なことを忘れていました。

「英語!」

頑張りましょう。
posted by たかしまん at 20:54 | 東京 ☀ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

部長・何を成すべきか(著:畠山芳雄)

2015年6月末、気付けば部長になって丸2年が過ぎた。
企画部門の部長という責を突然に任命されガムシャラに走って来た。
一定の成果は挙げられたという手応えもあるし、幸いにも周囲からの評価も上々。
評価されるために働いているわけではないが、やはり自分の貢献が認められるのは
組織人にとって気持ちがよいものだ。
ただ最近になって、業務が一段落したせいなのか何なのか、
「そもそも部長とは何を果たすべきなのか?」という疑問が浮かんできた。
仕事をする相手が役員である事も多く、経営責任とは?役員の果たすべき役割は?
という事をよく考えるようになったからだと思うが、そもそも自分が果たすべき
部長という役割・責任を明確に理解出来ていないと思うのだ。
僕の会社は創業16年と若い会社であり、40代・50代の部長職は非常に少なくて
多くが30代の部長だ。それゆえ皆んな手探りで部長職を全うしようとしている。
社内にお手本がいないのだ。
僕はいま35歳で部長(正式には本部長)。年上の部下(課長など)も増えてきており
きちんと責任を果たせていないと組織のヒエラルキーが崩れる危険性がある。
年下の上司など気持ち良いわけ無いのだ。
それに自分が部長というポジションを言語化・体系化できていなければ
そもそも下に伝えていく事ができないから、自分(つまり部長)の代わりを創る事が
できないから、組織が強くなっていかない。
これはマズイ…と思って件名の書籍を読んでみた。

まずはいつもの様に印象に残った点を書き出してみる。
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・人から叱られる事はなく、迎合者が増える
・部長は「改革機能」を、課長は「維持機能」を担うべき
 ただし、改革機能は充実した維持機能が前提となる事に注意
・部長三原則
 【1】全体最適
 【2】長期志向
 【3】重点集中(☓精力分散)
・今の経営は戦略が重要。すなわち、時間のかかる事にどれだけ先行して
 手を打っていたかで、会社の業績が決まる
・自分自身が重要だと思う事柄に、優先的に時間を使う。
 そしてそれを自分でやってしまう
・再建の本質は「心の再建」であり「体質の再建」
・再建方法は、「全方位一斉教育」
・戦略ストーリーは単純明快に
・業務改善ではなく、価値観・行動習慣・人格の改革を
・そして、情熱!
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できてるかなーと自分を褒めることが半分、
まだまだだな…と反省する事が半分といったところ。
これらを要約すると、

「情熱を持って全部下を巻き込み、担当部門の改革・再建を体現する」

という様な事だと思う。
なまじ前任者や創業者の創りあげたビジネスモデルや事業・商品が
秀逸だと、維持管理機能だけでも成果が出てしまうのが怖いと思う。
そして自社・自部門にその徴候を見出しているのでゾッとした。

まずは自部門の改革者に。
そして全社の改革者たるためにも更に上を目指そうと、
焚き付けられた一冊でした。

それでは今日もよい1日を^^
posted by たかしまん at 17:27 | 東京 ☀ | Comment(0) | 読書の後に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月24日

成功のコンセプト(著:三木谷浩史)

「三木谷さんの経営スタイルは堅実」

多くの記事や経営者の方がそう評しているのを見聞きするたびに、
いつも少し違和感を感じていた。楽天市場の急成長に加えて、
楽天カード・Edy買収などを通した楽天経済圏の確立、
楽天リサーチによるインサイト情報収集の強化、社内言語の英語化
に新経済連盟の発足など、積極果敢に大胆に業界をリードしている
印象を持っていたからだ。
そんな事を思っていた折に、GEヘルスケアから弊社に転職してきた
新任CFOより「成功のコンセプト」という三木谷さんの著書を薦められた。
これも何かの縁だと感じたので早速、というか薦められてから1ヶ月以上は
経ってしまったのだが(汗)読んでみ見てようやく、経営スタイルが
堅実だという評価が納得できた。

いつもの様に、印象に残っているフレーズを書き出してみる。
・改善は凡人が天才になる方法
・今日の我は、昨日の我に勝つ
・たとえ毎日1%の改善でも、1年続ければ37倍になる。
 1.01の365乗は37.78になるからだ。
・自分自身がどれほどの付加価値を生み出しているのかが最も重要
 (ハーバード大学のMBA留学時代より)
・既成事実が世の中を変える
・ビジネスの意志決定において、まずは「そもそも論」を考える
 (長島さんは三振の時にヘルメットが飛ぶようにスウィング練習
  するとの事だが、”野球はエンタメ”が本質だと理解していたから)
・ビジネスにおける仮説は、右脳と左脳のキャッチボールから生まれる。
・ビジネスには戦争型と戦闘型がある
・ビジネスはスピードが重要。
 スピードを上げる為には
 「達成したら自分の人生が変わると思えるくらいの目標がいい」
・スピードが未来を変える

第1のコンセプト:『常に改善、常に前進』
第2のコンセプト:『Professionalismの徹底』
第3のコンセプト:『仮説→実行→検証→仕組み化』
第4のコンセプト:『顧客満足の最大化』
第5のコンセプト:『スピード!!スピード!!スピード!!』

驚くほど基本に忠実。王道そのもの。
だがそれを弛まず、ブレずにやり続けている事、しかもそれを
個人ではなく組織で実現している(おそらく)所に経営者としての凄みを感じた。

これは私も日々感じている事だが、
新しいアイデアや解決策は実は既に誰かが考えていたり、
検索したり人に聞けばひょっこりわかる事が多い。
ビジネスの成否をわかつのは3つだ。

・実行力
・継続力
・スピード

これらは総じて現場力と総称されるかもしれない。
絵空事はいらない。千里の道も一歩から。

高みを目指し、
その実現を疑わず目指し続け、
他社よりも速く形にする。

自分が体感していた事と同じような事を三木谷さんも実践している
と思うと、何だか嬉しく誇らしい気持ちになった。
勝手に親近感すら持ってしまった(笑)。

また明日から頑張ろう。
posted by たかしまん at 15:26 | 東京 ☀ | Comment(0) | 読書の後に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月21日

心を整える工夫

仕事はずっと楽しくやって来た。
今の生活水準にはなんの不満もなく、
責任を果たして自分がスキルアップしたり収入が増えたり、
地位が上がり発言力が高まる事も嬉しかった。
土日もいつだって、仕事をしている時間が一番楽しい。
そう思っていた。
けれど身体は気付かないうちに悲鳴を上げていた。
不整脈に胃腸炎。腎臓や肝臓も良くない。
おまけにアルコール度数が高いお酒を飲まないと眠れない日々。
端から見れば明らかに異常な状態なのだが不思議と自分では気付け無い。
今が異常だという発想が無いまま、10年以上も仕事だけの生き方をしてきた。

けれど身体だけでなく、心も悲鳴を上げていた。

ある日突然、ブレーカーが「ガチン」と落ちたように
何もやる気がなくなった。
全ての業務や人間関係が嫌で嫌で嫌で嫌で仕方なくなって、
会社に言っても誰とも話したくなかった。
とは言っても責任がある立場なのでそうもいかず、
相変わらず毎日10件以上の会議をこなしてタクシーで帰る日々は続いた。
くたくたなのに、夜はますます眠れない。
寝る前のアルコール量が日に日に増えていった。

そうしたある日、夜に突然泣きたくなった。
訳もわからず泣きたくなって泣いてしまった。

そこでやっと、自分の心が疲れている事に気づいた。
自分でも呆れるくらい自分の心に鈍感だなぁと思ったが、
こーいう人ってたくさんいると思う。
私達は日々心を亡くして、文字通り忙しく生きている。

このままだと自分が壊れると思った。
それからはとにかく、仕事以外の時間を出来るだけ多く作るよう努力した。

読書
サイクリング
ツーリング
引っ越し
インテリア購入
長風呂
居合         などなどなど。

19時過ぎに帰宅できる日もぼちぼち出てきた。
とにかく帰りたくなる家を作り、
できるだけリラックスできる時間を努めて増やした。
寝る前に極力パソコンを開かないように我慢して、
心地よい音楽に香りにこだわった。
また自分にネガティブな感情を起こさせる相手との時間も
可能な限り減らした。

そうして数週間。
想像以上に早く効果が出てきた。

まず心が軽い。
自分の中にいつもさわやかな風が吹いている感覚。
囚われず、凝り固まらず、常に自然に流れていけるような有り様。
そしてなぜか寝起きがグッと良くなった。
朝から英会話のレッスンも始めている。
朝が好きにさえなってきた。

なんだか新しい生き方を見出している手応えがある。
日々の生活の工夫の積み重ねで、
こんなにも心の状態が変わるとは驚きだった。

私達はかつてない程に忙しく、そして流れが速く乱れた時代に
生きている。だからこそその流れに溺れぬよう、しっかりと自分を
コントロールできる航海術が必要だ。

そんな事を考えた初夏の木曜日。21時34分。
おやすみなさい。
posted by たかしまん at 21:35 | 東京 ☀ | Comment(0) | 生きるということ(Life) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月09日

人生は習慣で作られているA

前回に続いて習慣の話だが、今回は稼ぐ力にフォーカした話をしたい。
まずは書籍で印象に残ったフレーズを拾ってみます。

<プロフェッショナルミリオネア(江上治)>
・行動の結果でしか人は変われない
・人間が本当に変わりたいと思ったら、
 -時間配分を変える
 -住む場所を変える
 -付き合う人を変える →つまり、習慣を強制的に変えないと変わらない
・稼ぎに繋がっている時間を記録し、把握する
・自分を豊かにする、成長させてくれる人脈を持つ
・「らしさ」を自覚し、「らしさ」で勝負する
・プロフェッショナルとして勝負できる領域を持つ
・自分のやりたい事に忠実であるためには、無闇に手を広げてはいけない
 つまり、何を残して何を捨てるか、選択と集中である。
・50歳までに横綱になっていなさい。
 「自分が最強の力士であるだけでなく、受けてやる事で相手を強くして
  あげなければならない」

<稼げる男と稼げない男の習慣(松本利明)>
・捨てる基準を持つ
・今までなく新しい価値を生む仕事に集中する(速くなった、増えた、質があがった 等)
・自分の持ち味を活かした立ち位置をとる。絶対に負けない型をつくる。
・普通の人とは違う経験を意識する
・自分が中心となって、楽しみながら成長できる「場」をつくる
・メンバーを主役にし、自分が脇役にまわれる度量を持つ
・説得ではなく、口説くようにアプローとする
・価値ある情報が自然に入ってくるメカニズムを作る
・空雨傘
 -空:事実を多く見つける力
 -雨:洞察力(目には見えないものを見出す力)
 -傘:発想・行動力。打ち手や行動を生み出す力
・TO DOや細かいタスクは書き出して、意識的に頭をカラッポにする
・早起きを習慣化する(←朝日を浴びると自立神経が整う)
・自分にとって最適な睡眠時間を把握し、マネジメントする
・お酒を飲むとアルコール消費にエネルギーが使われ、疲労回復が遅れる
・ストレス発散はスポーツで!

原理原則のような話から、ビジネススキル・テクニックなど乱雑にピックアップ
したけれど、驚くほど共通する内容が書かれていた。

早寝早起き、適量の食事と運動。
それを実現するための環境作りとタイムマネジメントが重要。
例えば環境作りは住む場所や合う人を整えたり、
必要な情報が入ってくる仕組みを作る。生活リズムを整えることなど。
タイムマネジメントは、自分の稼ぎ・会社の利益・達成したいことなどに
繋がる物事に集中して時間を使ったり、食事や運動、特に睡眠時間を
「しっかりマネジメント」するということでもある。
組織マネジメント等と同様で、
マネジメントするためには最適な状態を把握してから、
GAPを埋める方策を考えたり、コントロールする為のバランスを見出したり
する必要がある。しかもそれをメンバーや組織の個別事情に応じて使い分ける
必要がある。という事は、自分をマネジメントする為には何よりもまず、
自分に最適な食事・運動・睡眠・一人の時間などを把握しなければならない。
そして精神面で言えば、感謝と共感。そして分かち合う心をどんな時も
持ち続けるあり方が重要であると言う。完全に同感だ。

よく言われている事だが、インターネットやSNSの普及によって
真贋様々な情報(とも言えないノイズも)が氾濫しすぎていて、
本当に大切な原理原則、習慣が埋もれてしまっている。
正しい習慣は非常にシンプルで明快なのに、誰かが、特には自分が勝手に難しくしている。

そもそも、自分の人生をマネジメントする為には誰よりも自分に向き合い、
自分を理解して、自分らしく振る舞うことが大切だ。
しかし我々の意識はいつも自分の外側、それは上司や同僚、TVに写っている著名人、
どこの誰が行っているかわからないWEB上の発言などに囚われ過ぎているように思う。
誤解を恐れずに言えば、上司や同僚は所詮他人、TVはしょせん娯楽、WEB上の発言の多くは
自己PRや主観だ。それらを判断基準の一つにするのはいい。
自分の中にいつも答えがあるとは限らないからだ。
ただ盲目的になってはいけない。あくまで判断基準の一つ。
また無闇に取得する情報を広げすぎてもいけない。情報の海に溺れてしまう。
情報が足りていないリスク、
正しい情報にアクセス出来ていないリスクは常にある。
そのリスクは勇気を持って飛び越えよう。
失敗してもまたやり直せば良いのだ。

気持ちに任せて書いているのでひどく散漫的な文章になってしまった。。。
何にせよ人生は習慣で作られていて、その重要性を忘れてはならない。
最後にこれは↓ガンジーの言葉。全てはここに集約されている気がする。

信念が変われば、思考も変わる
思考が変われば、言葉も変わる
言葉が変われば、行動も変わる
行動が変われば、習慣も変わる
習慣が変われば、人格も変わる
人格が変われば、運命も変わる
posted by たかしまん at 17:16 | 東京 ☀ | Comment(0) | 読書の後に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月07日

人生は習慣で作られている@

繰り返し行っていることが、われわれの人間の本質である。
ゆえに優秀さとはひとつの行為ではなく、習慣によって決まる。
−アリストテレス−

大学生の頃からひとり暮らしを始めてもう17年になる。
人生の半分以上を一人で暮らしている。
良く言えばマイペースで自由気まま、悪く言えば自分勝手。
それでもお陰様でちゃんと幸福な人生を歩んできた。

ただ最近、役職も上がり仕事の関係者も増えたことで色々とバランスを
崩すことが増えて来てしまった。
例えば体。慢性胃腸炎+不整脈+腎臓石灰化・・・。
すべて経過観察レベルとはいえ体の中央ラインを全て突破されつつあり、
笑い事では済まされなくなってきた。
そして心。情熱と涙もろさが売りだったわたくしですが、
いつも心が白けているかと思いきや、たまに自分でもコントロール出来ない
くらい激昂しそうになる時がちらほらり。
こりゃこのままの生活を続けると流石にやばいな〜、
という事でこのGWに生活習慣を変えよう!と思い至り、
気になる習慣系の本を乱読してみた。ちなみに以下がその書籍たち。

・実践 7つの習慣(佐々木常夫)
・一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?(小川晋平・俣野成敏)
・稼げる男と稼げない男の習慣(松本利明)
・プロフェッショナルミリオネア(江上治)

一気に読んだわけですが、結構共通して書かれている事も多かったし
その大部分が自分が実践できていない事でもあり、正直ギクリとした。
印象に残ったフレーズを書き出してみる。

<実践 7つの習慣>
・仕入れた知識は実生活で使って初めて血肉となる
・成果を生み出す能力(Production Capability)が向上しないと
 成果(Production)も拡大しない
・常に自責で、主体的である
・ただ、自分が影響を及ぼせる範囲でパフォーマンスを発揮する
 (影響を及ぼせない範囲は気にしない)
・終わりの状態を思い描いてから始める(究極は死)
・緊急ではないが重要なことにこそ、こだわる
 -予防、PCを高める活動
 -人間関係づくり
 -新しい機会をみつけること
 -準備や計画
 -心身をリラックスさせること
・一週間単位で、最優先事項を設定していく
・変動する自分の信用残高のチェックを怠らない
・自分のパラダイムと相手のパラダイムは違う。
 そして、自分が最も理解できない相手こそ自分が
 知らない事を最もよく知っている学び多い相手である。
・違いを尊重することがシナジーの本質
・コミュニケーションで重視すべきは、
 信頼性(エトス)→人間関係(パトス)→論理(ロゴス)の順番である

・自立→相互依存→自分を磨く という段階を意識する
・「肉体」・「精神」・「知的」・「社会/情緒」の4つの側面の
 バランスを意識する
・成長は螺旋的である。

<一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?>
・「考える作業」だけはまとまった時間が必要になる
・習慣をかえることは、当たり前を見直す作業
・人のやるきは「5秒」で終わる
・一日何時間働きたいのか(働けるのか)を先に決めておく
・決断を下す、企画書を書くという思考力が必要な作業は午前中
・「やらない事を決める」ことを優先する
・使うお金が、次のお金に繋がるか?を意識して使う

残り2冊の紹介とまとめはまた次回で。
posted by たかしまん at 01:11 | 東京 ☀ | Comment(0) | 読書の後に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月06日

ビジネスに運は必要か

もちろん誰もが「YES」と答えるだろう。運は無いよりあった方が良いに決まっている。

では運をコントロールする事が出来るか?

そう聞いたとき、多くの人は今度は「NO」というだろう。
周りを見渡せば努力していても報われない人、
何の取り柄も無さそうなのに成功している人。
思いがけず事故に遭ったり病気になる人。
宝くじを当てる人…などなどなど。

幸も不幸も全てコントロール出来ないことであり、
その様な領域で起こった出来事に対して人は運を当てはめて考える。
あの人は運が良かった、運が悪かったと。

この考え方には学生の頃から疑問を持っていた。
キッカケは麻雀だ。私は別に強くも弱くも無く、人並みに
楽しめる程度の腕前だが、それでも麻雀をやっている最中に
運・ツキ・流れのような事を感じる事があって、何とかそれを
見極めてコントロールしたいと常々考えていた。
例えばツイている時はイケイケで攻めていても大抵あがれるが、
一度ツキが逃げると何をやっても裏目に出る。
完全にツキや流れに振り回されている状態。
いつも何か得体のしらない力に弄ばれていて、
ひどい時はそれで自暴自棄になり、結果蹂躙される。
逆にフィーバーが訪れた時は暴君のように点棒をむしりとる。
そんな風にしてボラティリティ高く買ったり負けたりを
繰り返していたのだが、たまにいつやっても負けない相手と
打つ時がある。「今日はツイてないな~」とか言いながらも
最終的には勝って終わっているのだ。
え、何で?という感じでさりげなく勝っている。
少し麻雀のくだりが長くなりすぎているが、そのときに私は
「この人は自分のツキの状態を見極めて勝つ術を知っている…」
と弟子入りしたい衝動に駆られたものだ。
なぜならばそれってツキ・運をコントロールしているという事だから。
運に振り回されず蹂躙もされず、しっかり対処している。
早速、弟子入りを申し出たものの「いやー、感覚だよ」という
答えが返ってくるばかりで、収穫はなし。
そんな時に出会ったのが雀鬼桜井章一さんとサイバーエージェントCEO
の藤田晋さんの共著である「運を支配する」だ。
タイトルを見た時からドキドキが止まらない。
一気に読み終えたわけだが私の印象に残った点は以下の通り。

↓(^^)↓
・ツキの総量や流れは絶えず変わっており、その見極めが重要
・その見極めは直観が大切。捉えようと考えるのではなく、
 下の方から湧き上がってくる、立ち現れてくるのを感じる。
 ポジティブ過ぎてもネガティブ過ぎてもダメであり、
 ただありのままを感じる。生の状態、生の感情。
・特に思い込みはどんどん重くなり、固定観念となりとらわれのもと。
 軽やかに漂ってスッと消えていく、「ふと思う」程度が調度よい。 
・ただそもそも、ツキを感じられない時は直観が閉じているか、
 あるいはツキが本当に流れていない(流れが悪い)。
 そんなときは意識的に「間」をとれば良い
・さらに、ツキを取り戻すには基本動作を改めてしっかりやる、
 いつも以上に丁寧に対処するなどが重要。
・心構えとしては難しくし過ぎずに、極力シンプルに。
 そして「何とかなる」という風に。
 また不調こそ我が実力、という謙虚さも大切。

この本では麻雀を題材に語られているが、
仕事や人生まるごとに対するスタンスとしても示唆が多かったように思う。

考えすぎて、自分で勝手に袋小路に入り込む。
ポジティブシンキングを心がけ過ぎて逆に心が疲弊する。
スキルアップを追い求めすぎて、心がどんどん閉じていく。

真面目で意欲が高いビジネスマンほど、心当たりが多いのではないか。
かくいう私も物事を考える事が好きな性分なので
ほっておくと現実をフラットに見ずに、自分の思い込みで現実を
違う形で捉え直す癖がある…という事を、この本を読んで気付かされた。
本来、事実は常にそこにあるだけでそこに善悪もボジネガもなく、
あるのは自分自身の解釈だけなはずなのに。

世の中は様々な出来事や感情が織り合わさって作られている。
その中に自分も当然組み込まれているわけだから、
自分の行きたい方向と違う流れ、想定以上に速い流れなど
当たり前だ。そこに抗っても仕方ない。
ただ自分がそのような大きな流れの中に身を置いているという
前提を持ちながらも、分岐点やタイミングを意識できれば、
ヒョイッと別の流れに乗り移ったり、
新しい世界へ飛び移れるチャンスも見えるのだと思う。
そんな身軽さが、ツキを掴む・流れに乗る秘訣のように感じる。

最後に、書籍の中でそれぞれ最も印象に残っている言葉を紹介したい。

私の人生にはいつも「風」が吹いていた(桜井さん)

人は頭より心を鍛えなければならないと思う(藤田さん)

posted by たかしまん at 21:27 | 東京 ☀ | Comment(0) | 読書の後に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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