2014年12月17日

ジニ係数

「ジニ係数」をご存じだろうか。
世帯所得の格差を示す数字で、厚生労働省が3年に1度「所得再分配調査」として発表している。
最新は2011年分の所得が対象だ。
”発表された2011年の当初所得のジニ係数は0.5536と、
前回08年の0.5318を大きく上回り過去最大になった。政権交代でも格差拡大は止まらなかったのだ”
メディアではジニ係数を元にした上記のような「所得格差拡大」が
特に左翼系メディアで活発に主張されているが、所得再分配後のジニ係数を見ると
実は格差は是正されている。以下の図がそれだ。
ジニ係数の変化.png

ところが、この数値を年代別にブレークダウンすると、
新しい事実が浮かび上がってくる。再配分所得は、60歳未満は当初所得から
マイナスになるのに対して、60歳以上が大きく増加しているのだ。
特に働き盛りの40代~50代の落ち込みが大きい。
年代別の所得再配分状況.png

つまり、年金など社会保証の充実によって低所得高齢者は減り、
結果として格差は是正されているのが実態なのだ。
例えば60~65歳の可処分所得は400万円で30~34歳と同等だが、
主に2人暮らしの世代と、育ち盛りの子供を抱える世代の可処分所得が同等
というのは、豊かさで言えばむしろ格差がある。いびつである。

世の中の未来を創っていくのはより若い世代である。
所得再配分によってその世代の豊かさが削れられているとしたら、
国として成長エンジンを自ら壊しているようなもの。
ジニ係数を表面的に捉えてしまうと、このような事実を見逃してしまうので留意したい。

ちなみに、日本の世帯収入が1,000万円を超える世帯は9%もいるらしい。
これも知らなかった。
所得階級別の世帯分布.png




posted by たかしまん at 00:54 | 東京 ☁ | Comment(0) | 数字で語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月10日

企業倒産の月次件数推移

先日、2014年の新規上場企業数が77社であり活況である件について記事を書いたが、
一方で倒産企業数は増加している?という仮説をが浮かんだので調べてみた。
以下は東京商工リサーチ内の掲載情報。
企業倒産月次件数.png

・負債額別:負債100億円以上の大型倒産が3カ月連続で発生なし
・上場企業倒産:15カ月連続発生なし(過去4番目の長さ)
・従業員被害者数が3,626人、24年ぶりに4,000人を下回る
・「円安」関連倒産が21件、2014年1-11月の累計が259件(前年同期126件)

全体としては倒産件数は減少傾向にありそうだが、
円安関連は前年同期で約2倍になっている。ここがニュースで取り上げられて
いる為、全体の倒産件数が多くなっている印象だった様に思う。

図1.png

産業別にみると、件数が多い主要産業では唯一サービス業が若干悪化しているが、
それ以外はやはり改善傾向。上場企業も増えて、倒産件数が減っているとなれば
マーケットは活況を呈して来た…と言っても問題無さそうだが、マスコミの論調は
悲観的なものが多い。この左翼的論調はなんとかならないものか。
posted by たかしまん at 01:34 | 東京 ☀ | Comment(0) | 数字で語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月07日

人間の細胞は60兆個ではなく37兆個

私もずっと60兆だと思っていたが、その数字には根拠が無かったという。
以下のブログではきちんと論拠も示されているので読んでみましょう。

http://blog.livedoor.jp/keloinwell/archives/1809061.html
posted by たかしまん at 01:25 | 東京 ☀ | Comment(0) | 数字で語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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