2015年11月29日

資料作成の小技

テクニック論に走るわけではないけれども、資料作成の効率を上げていくには小技の積み重ねが
けっこう効果的だと思う。1つや2つでは実感できないけれども、数十も積み重ねていけば1日数時間の
生産性に繋がる…と信じて、久しぶりに小技の抜け漏れをチェックしてみたのでメモります。

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(プレゼン)
・とにかく、見てすぐわかる資料にする
・15分で自分の伝えたい事を伝えるようにする
・短い時間で相手に理解して貰うには、「自分を捨てる」こと
・プレゼンも資料も”リズム”が重要
・自分の提案には自信がある、ただ殉難に対応します、というスタンス
・視線は遠くからジグザグに
(Excel)
・日付の横に「曜日」を表示する方法→yyyy/m/d(aaa)
・シート全体を方眼紙のようにするには、列幅を「1.63」に
・行の高さを「18」に
・単位専用の列を作る
・数字は右揃えが基本
(ppt)
・意味のある固まりごとに「四角で囲む」
・漢字の比率は全体の30%程度におさえる
・肯定的なときは右回り、否定的なときは左回り
・伝えたいメッセージは「一言で」示す
・「色」「太さ」「濃淡」で差をつける
・良いタイトルは、「相手を知る」「たくさん書く」「離れて見る」
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日々使ってこそですけどね。
posted by たかしまん at 20:46 | 東京 ☀ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月14日

広報やコミュニケーション部門の役割

2015年10月より、広報室の責任者も務める事になった。
WEBマーケ・コミュニケーションの分野においては知見があるのだが、
広報はまた概念が変わるのだろう…という事でポイントを把握するために
標題の書籍(監修:清水正道)を読んでみた。
まずはキャッチーな以下を引用させてもらう。

<広報活動に必要な8つの広報力>
1.情報収集力:自社や競合の評判を収集・把握する
2.情報分析力:収集情報に基づき、課題を洞察する
3.戦略構築力:広報戦略の構築と目標管理・見直しを実行する
4.情報創造力:相手に合わせてメッセージを開発する
5.情報発信力:複数の情報発信手法を複合的に駆使する
6.関係構築力:重点ステークホルダーと信頼関係を高める
7.危機管理力:リスクの予測・予防や緊急対応スキルの維持向上
8.広報組織力:経営と広報の一体活動のための意思決定

この視点で上記視点を振り返るとやれていない事ばかりになるが、
企業規模や業界、置かれている状況によって必要な広報活動は違うので、
優先順位を明確にして強化すべき役割を明らかにする事が重要だ。

自社に立ち返ると3.情報創造&発信力が弱いと感じているので
より積極的にニュースリリースやPRを配信したいと思っているのだが、
「そもそもニュースになる情報は何か?」といえば不明瞭だった。
前述の書籍によるとニュースになる視点は以下3つ。

1.社会情勢や経済情勢といった世の中の大きな流れに合致している
2.潮目が変わる兆しのような動き
3.経済界のダイナミックな動き

納得である。さらにニュースの価値は相対的でもあり、
速報性・新奇性・公益性・その事象の認知度などによっても変わるという。
これら情報をメディアにしっかり届ける為には、
メディアとの関係性や人間関係をしっかり構築する事が必要であり、
広報とは会社全体の営業活動といえると思う。

経営戦略と連動し、国内外に強いブランド構築に成功している例としては
「スターバックス」がある。彼らの広報戦略の骨子は以下4つだと言う。

<スターバックスの広報戦略>
・One voice of the customer(統一されたメッセージを届ける)
・Mid Term Strategy(中長期的な視野に立つ)
・Story telling communication(驚きと楽しさ溢れるストーリーを伝える)
・Loyalty building/innovation(カスタマーのロイヤリティを高める)

世界観に基づいた体験価値を重視しているスターバックスらしい
こだわり様である。弊社のようにBtoBビジネスを展開している企業は、
顧客がより合理的な判断で購買をするので、ロイヤリティや楽しさなどで
ブランドを創るのは極めて難しい。だからこそ、統一感や中長期的な視野での
コミュニケーションなどが信頼感・安心感というブランド価値に繋がるように思う。
「カスタマーエクスペリエンス」を意識するということでもある。
ちぐはぐな体験は、誰にとっても気持ち悪いものだ。

コミュニケーションの結果は受け手が決める、
という現実も広報活動の難しさの1つであると思う。
「意図したメッセージが、意図した相手に届き、ポジティブに残り続ける」
ことがコミュニケーションの難しさだと思うが、
それにチャレンジし続ける事が広報やコミュニケーション部門の役割なのだろう。
posted by たかしまん at 16:42 | 東京 ☔ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月12日

とは言ってもビジネススキルは重要

ビジネスで成果を出すには情熱・考え方・信頼(人間関係)が重要だ。
原理原則で言えばこれらが最重要な項目だと思うし、
目に見えないものだけに重要性が忘れられがちなので、
殊更に強調されるのだ。しかし一方で最低限身に付けるべき
スキルが一定水準に達していない中、情熱だとか考え方だとかの
自己啓発本ばかりを読んでスキルアップを怠るのはよろしくない。
情熱や考え方と同じくらい必要なスキルというのは、ある。
なんだか説経口調だが僕もまだまだであり、
「ハッ」として今後高めたいなぁと思ったスキルをいかに挙げてみる。

・15分前行動を意識して、時間は守る(忙しくなると待たせて当たり前の感覚になっちゃう)
・上手に休み、気分転換を図る(精神的疲れは自分でも気づかずにたまっている)
・準備力(特に会議やプレゼンは準備が命。これも役職が上がると忘れがち)
・情報選択力(キュレーションメディアに任せてはいけない。正確性と有益性が大事)
・トレンド適応力(鵜呑みにせずに、しかし人に説明できる程度の感度は必要)
・もてなしの心(例えば料理を作って人に振る舞うとか)
・定期的な運動習慣をつくる
・生涯続けられる趣味をもつ
・服装に気を配る
・日頃から整理整頓

なんだか後半はスキルというより、習慣の話になってしまいました…。
改めて眺めてみると、新卒の時に先輩から教わるようなことばかり。
でも時間が経つと出来ることばかりでもある。
仕事も日々の生活もきちんと丁寧に、という事でしょうか^^

あ、あと大事なことを忘れていました。

「英語!」

頑張りましょう。
posted by たかしまん at 20:54 | 東京 ☀ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月17日

本気でふざけろ

世の中に革新を起こしたい
社員に希望を与える事業を創りたい
経営者はもちろんの事、
ある一定レベルビジネスをやって来た人間ならば
誰もがこんな想いを抱くだろう。
私もその一人だ。

革新や希望は、現在の延長には存在していないと思う。
なぜなら、現在の延長は想像を超えないからだ。
多くの人は納得できても感動はしない。
感動が無ければそこに革新や希望は生まれない。

現在の延長を突破するときに必要なのは遊び心だと思う。
遊び心や余白・余裕・バッファ・遠回りなどは無駄と言われる。
特に効率重視の資本主義においては尚更である。

ただ直観的にだが、その様な余白にこそ新しいモノを生み出す
為のナニカが胎動しているのだと思う。
そしてそれを世の中に生み出す際には、
相当の覚悟や労力が、本気が必要になる。

そう考えたとき、本気でふざけるというスタンスが、
最もイノベーションに近いのではないか、とふと思った。

本気でふざけろ。
posted by たかしまん at 00:07 | 東京 ☁ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月13日

ベンチャーキャピタルの本質

皆さん、こんばんは。

弊社の親会社はベンチャーキャピタルであり、これまで向き合った事が無い
類の企業なのでそもそも彼らの役割は何か?という事を考えてみた。

ベンチャーキャピタルの役割は大きく、@お金を集めることA有望な投資先を見つけること
B安く出資することC高く売ること、です。当たり前ですが、安く買って高く売り抜ける
事が最も効率的で、それが短期間に実現出来ればその投資は大成功…という訳です。
従って彼らが安定株主になる事はあり得ず、高く売れるチャンスがあれば容易に
株を手放します。しかしそれは当たり前で、彼らは人のお金を預って運用しているわけですが、
VCが作成するファンドには期限が契約上設けられているので、その期限到来日には、
そのファンドが抱えている有価証券をすべて換金して、残金を分配しなくてはならないからです。

ベンチャーキャピタルという位なので、
成長の為に多額の資金を必要としているベンチャー企業が投資対象になる訳で、
IT系のスタートアップや新技術を持ったベンチャーが多くなるように思う。
なぜなら彼らが勝負している市場の変化は早く、のんびりやっていたら
あっと言う間に取り残されてしまう。従って投資を受ける事で時間を買うのだ。
ビジネス拡大をするには結局お金が必要である上に、
マネーの偏在性は高まっている様相。投資マネーも二極化しているが故に、
ブローカー的な投資ファンドやVCの役割が高まっているのだろう。

そのようなVCの本質を考えた際に、例えば弊社の様に資本金10億以上で、
手元キャッシュも70億。毎年30億のキャッシュ創出力を持ち、大きな設備投資が
必要無いビジネスモデルの企業が、VCから投資を受けた理由は何だろう。
1つは株主のエグジッド。もう1つはM&Aというのが自然な流れだ。
そう考えると、11月に大型海外M&Aを成し遂げた事は王道の戦略で、
経営として正しいのだろう。

ただM&Aは目的ではなくあくまで手段。
何のためにM&Aしたのか?という原点を忘れ、
無闇に統合やPMIを進めると共倒れになってしまうだけだ。

繰り返し言うが、M&Aは目的ではなく手段なのだ。
posted by たかしまん at 01:07 | 東京 ☀ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月10日

ゲーミフィケーション

以下、まずはWikipediaより。
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ゲーミフィケーション(英: Gamification)とは課題の解決や顧客ロイヤリティの向上に、ゲームデザインの技術やメカニズムを利用する活動全般を指す。この言葉は「日常生活の様々な要素をゲームの形にする」という「ゲーム化(Gamefy)」から派生し、2010年から使われはじめた。ゲームデザイン手法や仕組みを用いて問題の解決やユーザー契約などを獲得すること。例えば、既存のシステムやサービスへの、順位・可視化・ポイント・カード・バッジ・ミッション・レベルシステムの採用など。さらにゲームの要素を盛り込むことによって楽しみながら意図せずそれらと関わっていってもらうことが目的で行われる場合もある。
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いま、私が所属しているマーケティングリサーチ業界においても
「いかにマーケティングやリサーチを面白くするか」というテーマが話題になっている。
よく言われている事だが、あらゆる商品・サービスが消費されるサイクルが
年々短くなっている事(つまり飽きられるのが早い)、加えて競合するコンテンツが
格段に増えている(SNS・アプリゲーム・動画コンテンツのリッチ化 等)事を考えると、
飽きさせない工夫をいかに考えるか?は非常に重要。
携帯電話の製品寿命は3ヶ月とも言われている。

面白さを構成する要素としては、
「意外性あるストーリー」・「レベルアップ感」・「繋がっている感」等が
代表選手かと思っていますが、これを企画やシステムで具現化するのは本当に難しい。
そもそも自分があまりゲームをやらない達でハマった経験も小学生まで遡るから、
勘所もつかみにくい。まずは触って見ようと思う。

そうだ、ゲームをしよう!
posted by たかしまん at 12:49 | 東京 ☀ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月08日

新卒一括採用の是非

この土日、5年振りに大学生のインターンシップに参加した。
新しいマーケティングサービス創造というテーマのグループワークで、
メンターという立場で主にファシリテーションと魅力付けが役割だったが、
学生との会話を通して色々と思う事があった。

例えば「新卒一括採用」。
企業側の論理からすれば新卒一括採用は非常に効率的だ。
受け入れや教育のオペレーションコストが極めて楽になるからだ。
学生の立場からしても、学生同士で情報共有し合い、支え合いながら
就活を頑張っていく…という点でメリットもあるのだろう。

しかし同時に、横並びを意識しだすと逆にエッジを効かせにくくなる…
という抑制効果が学生間に生まれてしまう逆効果もある。
もちろんそんな事は気にせずに突き上げてくる学生も稀にいるが、
まだ齢20前後の学生。多くは玉石混交の同世代と交わる事で不要な
迷いが生じたり、知らず知らずブレーキがかかってしまうだろう。
そういう意味では、昔(今も)存在していた青田買いという
仕組みが優れていた様に思う。優秀層をまとめて一気に魅力付をして
洗脳していく。迷う暇も無くその企業への忠誠心を持つことになるから
突破力が生まれるし、本人も幸せだと思う。

また、大学卒業後に数年間海外で暮らしたり留学したり、
在学中に学生社員という形で実際に働いている学生などは、
自分の身の丈や世界の奥深さをしっかり体感しているので、
企業選びの軸が少なくとも学業・サークル・バイト等で時間のほとんどを
消費している学生よりはしっかりしているし、働くという事に対して肚が座っている。
企業としては新卒だが結果を出す確率が高い、採りたい層と言える。
しかし往々にしてこのようなタイプの学生たちは、
一括採用の時期と本人が就職したい時期がマッチしない。
すると、本人たちが最も気持ちが入っている時期とズレて就職活動に臨む事となり、
結果として玉石混合の学生を横並びで評価され、交わっているうちに、
せっかくの情熱や覚悟が薄れてしまう…という負の影響が起きているように思う。
海外留学している学生は卒業のタイミングがそもそも違うので、
上記のような事は往々にして起こる。

そもそも、
大卒を中心に新卒採用→企業側がしっかり育てる→育てて貰った恩を感じさせ長く働いて貰う、
という年功序列的な発想が新卒一括採用を支えている気もする。
企業が新人や新卒育成を放棄すれば、自ずと大学時代に自力を付けないと
就職出来なくなるわけだから学生生活の過ごし方・質が激的に変わる。
アルバイトの様な付加価値が低い労働はどんどん外国人労働者が担っていくので、
学生はアルバイトを通して、しっかりとした就業経験も積みにくくなる。
そうなれば海外に出たり、企業で学生社員として働く事を選択する学生も
増えてくるだろう。

採用しても3年以内に30%は離職するのだから、
いっそポテンシャル採用を辞めて即戦力採用だけに舵をきっても良いかもしれない。
ただ転職エージェントを経由すると採用コストが異常に高くつくので、
企業広報やブランディングは非常に重要だし、
特定大学との産学連携プロジェクトなどを積極的に仕掛けていく必要もありそうだ。
こんな事を考えていたら、大前研一氏も近いような事を書いていたので紹介しておく。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3695

和の精神と横並び意識は似て非なる特徴。
この違いをしっかりと認識して採用プロセスを見直していく必要がある。
posted by たかしまん at 03:58 | 東京 ☁ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月01日

上原浩治さんに学ぶ変化の重要性

上原浩治さんが2014年の通算成績6勝5敗26S、防御率2.52でシーズンを終えました。
ちなみに2013年は4勝1敗20S、防御率1.09なので2年連続見事な成果を残して
シーズンを終えている。現在39歳。もともとコントロールに定評があり、
キレがあるストレート、落差のあるフォークを武器に皆さんご存知のように
ジャイアンツでは不動のエースだった。
しかしその彼さえもMLBでは先発として通じず、
中継ぎとして信頼を積み重ねて現在のクローザーの位置を確固たるものにした。

以前、エンジェルスの長谷川滋利投手が「適者生存」という書籍を執筆しているが
まさに上原投手もそうだろう。かつての先発・エースという時代を過去のものとし、
自分が生き残るために、自分の武器が生きる役割を見つけ、それを果たせるポジションへと
自分を変化させたのだ。環境変化に適応した好例だが、これ、実際にアクションに移すと
なると本当に難しい。それはビジネスの世界でも同様だ。

ビジネスの世界において、特に飽和市場においてはM&Aが成長加速における有効な
手段なのは言うまでもないが、M&A先には当然多くの社員がいて、競争相手が一気に
2倍にも3倍にも増えるのだ。営業・開発・企画などあらゆる部門のTOPが
もはやTOPでいられなくなる…という事は常に起こりえるのだ。

ほとんどの場合、M&Aのスキームや統合後の組織人事に自分の意向を
反映させる事は出来ない。自分の強みが強みでなくなり、役割が急に変わる事など
当たり前とさえ思った方が良いかもしれない。

そのような状況下でも我々はサバイブしていかねばならぬのだから、
むしろ自分の強みや特徴を見つめ直すキッカケとし、
自分自身を新しい方向へ変えていく姿勢で臨むしか無い。

常に絶対強者でなどいられない。適者生存でいこう。
posted by たかしまん at 01:25 | 東京 ☁ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月30日

上場の意義

2014年12月の新規上場が28社となる見込みとのニュースが、
少し前だが日経新聞に掲載されていた。月間30弱の上場企業数は
2000年~2001年、2005年~2006年以来の活況ぶりとの事で、
2014年通年の上場企業数は77社。
どの記事もこの事実を概ね好意的に受け止めている印象だったけれど、
なぜだろう?といつも不思議に思う。

創業社数が増える事を喜ぶのはわかる。
新しい世の中やサービスが増えるという事は、
基本的には世の中の人々の何かしらの課題が解決されて
幸福度が高まると考えられるからだ。

けれど上場は、本来的には資金調達の場であって株価形成が
目的ではない。よく株価×PERが企業価値という話を聞くけれど、
実際に経営実務にあたっている身からすると本当にピンと来ない。
もちろん共通の指針で企業価値を比較する1つの物差しとしては
有効だと理解はしている。

なぜピンと来ないかと言うと、
例えば上場して集めたお金を戦略的に使ってより成長を
実現しているニュースをあまり聞かないからだ。
私の周囲にも今年上場したCEOが2~3名いるが
むしろ株主からの期待やプレッシャーは増え、そしてそれらの多くは
短期的なキャピタルゲインを期待するから(それは資本家としては健全な欲求)、
意思決定は短期的成果を優先せざるを得ないとボヤいてた…。
大きな投資は基本的に回収に時間を要するから、一時的に、
といっても多くは2~3年は利益を圧迫する。
するとせっかく資金調達したのに使えない…というジレンマが起きるのだ。

例えば弊社は2014年に株式を非公開化したのだが、
社内での会話の質が短期的成果より、中長期的な成果、
パッチワークではなく抜本的改革というように変化しつつある。
この変化が大きなアクションやうねりとなるには時間が
かかる印象だが、少なくとも非公開化によって変化の兆しは見えてきている。

短期的成果の呪縛から解放された感覚があり、とてもポジティブな変化だ。

CEO、特に創業者にとって上場が1つの憧れや勲章であり、
大きなキャピタルゲインを得るチャンスだという事は理解できるし、
それを目指すこと自体は悪いとも思わない。
けれど、マスコミまでもが上場!上場!ワーッと手放しで
持ち上げるのはちょっと違うと思う。

そもそもそんなビジネスモデル、収益率、成長率で上場出来るの?
とビックリしてしまう企業もちらほらいるので、
上場基準が緩んでいやしないか…(そんなはずはないのだが)と
勘ぐったりもしてしまう。これら動きの影にベンチャーキャピタルの影が
チラついたりするが、上場という事実が健全な権威を維持し続ける為にも、
テクニカルな上場、ネタ不足による上場が増えていない事を祈ります。

ではではでは。
今日もありがとうございました。
posted by たかしまん at 22:34 | 東京 ☁ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月22日

ビジネスに感情は必要か

この問いに対して「NO」という人はほとんどいないだろう。
だが一方で、ビジネス現場で実際に感情の重要性を理解し、
それをマネジメントや実務に活かしている人はどれ程いるだろうか。

いまの私は事業戦略部という部門の責任者で、
戦略を作り、物事の優先順位や人の配置などをフラットに公平に
判断する事が求められる役割だ。そこに感情を入れることで主観が強くなり、
役割を果たせなくなる危険性がつきまとう。
しかしたとえどんなに美しい戦略や組織編成を考えられたとしても、
それを周囲に正しく伝えたり、説得する為には論理だけでは足りない事がある。
そのような時は大抵、感情・熱意を前面に出したり、背景や必要性を丁寧に伝えたり
と工夫をするものだが、それでもなかなか上手く行かない。
その課題にここ2~3ヶ月悩まされていたわけだが、
私の熱意には根拠が足りなかった事に行き着いた。
自分の中には様々なデータや意見、書籍からのインプット等が蓄積されて
いてその主張の正しさが、一定の根拠を持って確立されていても
他者にはその蓄積が無いのだ。
その差を無視して、感情・熱意を持って主張した所で人は動かせない。
つまり根拠を説明する責任を果たせていなかったという事だ。
その事実をおざなりにして、どんどん感情を乗せて乗せて説明していた挙句、
「お前は感情的過ぎる」と指摘される始末。

感情的に主張するのではなく、
感情・想いを持って、それに明確な根拠を添えて主張する。
その様に感情と論理をバランスさせ、更にフラットな判断にまで
繋げていく事が、求められているる現在の役割なのだ、と深い学びを得た。

そのキッカケをくれたのは、現在弊社に常駐しているBCの西氏との対話だ。
どうも有難うございました。
posted by たかしまん at 20:03 | 東京 ☀ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月20日

伊勢谷友介×田坂広志

東京商工会議所ビルで対談が行われていたので、
面白そうな組み合わせだったので参加してみた。
テーマは「多重人格のマネジメント」だったが
実際はお二人の価値観を様々なテーマで語り合う…というもの。

伊勢谷さんが吉田松陰が非常に好きなんだな−という事と、
田坂さんの衰えない情熱が印象的だった。

志は、一代では成し遂げられない社会的意義がある事を、命を掛けて遂行していく事で、
野心は、一代で成し遂げる事を前提で己の為にやる事、という様な定義での使い分け
だったけれど、それはそこそこシックリ来た。

そして、志をもった仕事が”志事”であると。

何を基準に自分の人生を捉えるかという事は非常に難しいが、
人間として生まれた意味は?という問いを前提にすれば、
志は自ずと見えてくるのだろう。
それをお二人は神様の視点、宇宙人の視点という表現で伝えていた。

個人的に、地球は美しいと思う。
そしては私は美しいものが大好きだ。
だから、この美しさを永遠に残したいと思うし、
まだ見ぬ遠い銀河系の住人にも知って欲しいと思う。

だが、そう考えたところで沸々と湧いてくる感情は無く、
どこか空空しい。

なぜだろう?

志を持とうとして、いわば後付け的に創っている言葉だからだ。
また自分の帰属意識が地球ではなく、まだ会社だからだ。
おそらく、農業に従事していると地球や自然への帰属意識が高まるのだろう、
と思い至った時に、田園風景がふと頭をよぎった。

そして、日本の田園風景は美しい。
posted by たかしまん at 01:04 | 東京 ☀ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月18日

決断と判断の違い

大きな違いがある。

判断は、多くの情報から最善解を選ぶ行為であり、
提示されて情報の中に正解がある事が前提になっている気がする。
従って一定以上のの賢さを備えた上で、ある一定量の情報に触れる
事が出来れば、概ね同じ判断に帰結する事が多いように思う。

一方で決断は、正解や答えが無い状況下において、
先見の明と覚悟を持って、リスクを背負いながら方向性を
指し示す意思決定だと思う。従って決断には凄みがある。

市場が飽和し、前例がないマーケットに向き合う時、
成長していくには類まれな決断力が必要になっているように思う。
誰からが決断せねば、マーケットが進化しないのだから。
posted by たかしまん at 21:17 | 東京 ☀ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月13日

ビジネス定量分析のコツ(1)

実務で定量分析のお作法はある程度身につけていたつもりだったが、
グロービスの定量分析で体系的に学んでみて、改めて気付かされた事も
多かったので残しておきます。日々、学びですね。

[定量分析のおおまかなプロセス]
分析の目的を押さえる→初期仮説を立てる→不足している情報を適切に集める
→分析の前に、分析の前提を確認する →分析のアウトプットとプロセスの分量を定める
→集めた情報を加工・計算する→目的に繋がる解釈をする→アウトプットをわかり易く表現する

[その他留意点]
・例えば、10億円の投資是非を判断する資料と、10万円の購買申請の承認を得る際の
 アウトプットの分量は違うべき
・ストーリボードを作る
・世の中にまだないデータを入手する際には、
 「見る」「聞く」「する」を網羅的に実施する
posted by たかしまん at 02:09 | 東京 ☀ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月11日

経営責任を考える

経営責任とは何か?を考える。

営利企業である以上、永続的な利益を追求していく事は当然の経営責任である。
利益が無ければ当然給料を払う事も出来ないし、新しい投資をする事も出来ない。
給与が上がらない、新しい事が何も始まらない企業には閉塞感が漂い、
社員は希望やモチベーションを無くす悪循環に陥るだろう。
従って利益を追求する事は健全であり、正しいと思う。

では利益は何か?と問われれば、お客様からいただく将来への期待、と答える。
原価があって、それに付加価値が乗って売価が設定されるわけだが、
付加価値の中には製品・サービスの向上に対する期待が含まれていると考えている。
コモディティ化した商品は早晩価格戦争に巻き込まれ、
安さしか訴求出来なくなってしまう。
それは即ち、その商品が無くなっても代替品が存在していたり、
極端な話この世から消えてしまっても困らない…とも言える。極端な話。

利益の捻出はBPRや人件費削減等でも実現できるが、
それは利益を稼ぐ手段があった上での施策である。

利益を生み出す為の経営の仕事は、新しい付加価値、つまり新しい
商品やサービスを生み出す為の決断や投資を、先見の明と覚悟を
持って断行していく事だと考える。

欧米や先行他社のマネをすれば良い商品が作れる時代があった。
しかし、私が属しているマーケティング・リサーチ業界に、
私達より先行している企業がないときに、私達経営陣は新しい付加価値を
創出する事を、自分たちで創りだす事を最優先で考えねばならない。
それにはクリエイティビティと決断力が必要である。

それが、経営責任だと考えている。
posted by たかしまん at 01:54 | 東京 ☀ | Comment(0) | ビジネス(Business) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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