2015年11月08日

読書を仕事につなげる技術(山口周) ★★★

私自身、月に4〜5冊は主にビジネス書を中心に読書をしていて、
このペースは4〜5年は続いていると思う。
本当の読書家と比べると大した量ではないが、平均的なビジネスマンよりは
読書量は多いように思う。しかし、その読書量と仕事の成果やアウトプットをなかなか
繋げられていない実感があり、趣味の読書の域を出ていない事に若干のストレスを感じていたところ、
たまたま出会った書籍。そもそも前述の課題を抱いていたのでタイトルにはすぐにピンと来た。
実は正式タイトルには「外資系コンサルが教える」という冠がついているのだが
これは商業目的のコピーであって、内容的には外資系コンサルかどうかは一切関係ない。
実践的な学びが多い一冊だと感じた。

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・ビジネス書は深く狭く、教養書は広く浅く読む
・本は10冊以上を同時並行で読む
・簡易版の解説書を読んでも身にならない。古典・原典で著者が展開している思考プロセスを
 追体験する事で、「経営の考え方」「ビジネスを考えるツボ」を皮膚感覚で吸収できる
・モノの価値は性能や機能では決まらず、「希少価値」で決まる
・教養に関する読書では、役に立つかどうかよりも「おもしろそうかどうか」を重視する
・本との出会いは「ここには何かある」「何だか凄そう面白そう」という感覚が大事
・リベラルアーツを仕事の成果に繋げるには、”抽象化”と”示唆の書き出し”が非常に重要
・モデルとは本質的なものだけを強調して抜き出し、あとは捨てる作業です
 「抽象」と「捨象」と言います(小室直樹「論理の方法」P2)
・本はテキストが入ったノートです by松岡正剛
・示唆は思いつきやひらめきで良い
・得られた示唆から実際の「行動」に繋げる
・本の取捨選択において、「いま、読みたい本か?」という問いを厳しく持つ
・何年も開いていない本を本棚に置き続ける事は、知的インプットの可能性を狭めている
・ビジネス書はランダムアクセスが重要 →紙媒体が適している
・小説やストーリー重視で頭から読んでいく →Kindleで十分
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読書を仕事に繋げる技術というよりも、
読書という行為の向き合い方そのものを見直すキッカケをくれた初めての書籍。
読了まで1時間程度だったかが非常に濃密な示唆を得られた時間だった。
出会いに感謝です。
posted by たかしまん at 02:12 | 東京 🌁 | Comment(0) | 読書の後に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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